OEM単品通販のメリット「価格決定権を得る」

OEMした商品は、基本的にオリジナル製品ですから、価格決定権を得る事が出来ます。逆に価格決定権を得る事が出来ないOEMは行なうべきではありません。ロットだけ増えてしまい、リスクが増えるが、リターンが得られないからです。

価格決定権とは何なのか?

価格はどのようにして決定するのか?

製品原価から算出する方法と、市場の需要によって決定する方法があります。製品の原価から算出する方法は、いかにも商社的な発想で、型番商品を取り扱っているとそうなりやすいです。OEMする商品で、特に独自性がある商品でしたらもったいないです。もっと高く売れる可能性があります。基本的に資本主義では、その製品をいくらで売っても良い。というのがルールです。市場原理が働きますので、高すぎれば売れないだけです。

価格を決めれない商品とは?

流通を左右できない商品商品は、価格決定のイニシアチブを獲る事ができません。どこの会社にでも卸しているような型番商品では、競合他社に依存するため、価格決定権を得る事が出来ません。小売から仕入れるような、並行輸入品の場合も同じです。特別に仕入れ値を安くする工夫がある場合以外は、価格決定権を得る事が出来ません。

値決めと価格決定権の違い

値決めと価格決定権は違います。値決めというのは、その製品にいくらの値段をつけるのか?という事で、価格決定権というのは、市場全体で、そのカテゴリーのその製品の値段を決める力がある事を差しています。オリジナル製品というのは、他社が生産できないという事から、イニシアチブを穫る事ができますが、あまりにも汎用性が高く、すぐに真似されてしまうような製品だと、後で価格決定権を奪われる可能性があります。

価格決定権を得るメリット

市場規模に応じた売上予測が出来る

市場規模(集客できる客数)がわかれば、単価(価格)が決まっていますので、希望に応じた売上金額を予測する事が出来ます。値崩れを起こすような商品の場合、これは非常に難しいと言えます。

売上に応じた広告予算が決定できる

売上金額が予測できれば、粗利も同時に予測する事が出来ます。粗利を予測できれば、広告に投じる事が出来る、具体的な金額を用意する事が出来ます。単月で計算しても良いですし、そこは自由です。損益分岐点を計算する事で、的確な予算を割く事が出来ます。

事業継続に必要な粗利を確保できる

競合他社と価格競争するような商品の場合、そもそもの粗利を確保する事が難しいです。粗利を確保する事はとても当たり前の事ですが、実際難しい事も多々あります。価格決定権を有している場合、粗利の確保が容易になります。

価格決定権を得られないデメリット

価格下落で赤字に転落する可能性がある

誰も望んではいませんが、価格決定権が無い製品の場合、価格下落が発生します。取り扱っている競合他社のレベルにもよりますが、価格下落は、最終的に赤字になるまで続けられ、最悪、赤字でも継続されます。

広告予算を決められない

確保できる粗利がわからず、また継続的に取り組めるかどうかも判断できないため、投じる事が出来る広告予算も決める事ができません。広告は売上を増加させるための「集客」の重要な要素です。

中長期的な販売計画が立てられない

市場の動向に加えて、同一製品の販売を行なう競合他社との価格競争も加わるため、売上が安定しません。そのため、中長期的な販売計画を立てる事が出来ず、経営計画をするよりも、日々売れる商品探しに明け暮れる事になります。

具体的な価格決定権得るための方法

OEMで独自商品にする

一般的で、かつとても有効な方法です。ただし、本当にパッケージを変えただけ。。。というのは、あまり競争力がありませんので、製品を改良するか、独特のブランディングを行なって、製品としての価値を高める必要があります。

独占販売契約をとる

メーカーの型番仕入れ商品でも、価格決定権を得る方法が、独占販売契約です。独占販売契約には2種類あり、通常の仕入れ販売の他に、代理店契約というものがあります。代理店契約は仕入れが発生せず、販売金額に対してマージンを頂く形の契約です。独占販売契約の場合は、口頭での約束ではなく、きちんと契約書を交わす必要があります。けっこうあっさり裏切られますので。

他社が真似できない何かを実現する

製品だけ特別にしなくても、ネット通販であれば、保証やその他の事柄でも差別化は可能です。例えばAmazonは即日配送や、当日配送、最近では2時間以内の配送等、配達のスピードで差別化しています。さすがに2時間配送はもうどうかしてると思いますが、使う側からすると、素晴らしいサービスで、場合によっては20%くらい高くても選ぶ価値があります。

価格決定権を得る上で苦労すること

常に競合は存在する

例えばOEMですが、OEMしても、同じ商品をOEMされてしまえば、やはり競合になり得ます。メーカーにはメーカーの苦悩があるわけで、CASIOだってライバルがい無いのです。そして零細企業でちょこっとOEMしたくらいでは、CASIOのような差別化が出来るわけでもありません。常に競合はいることを意識する必要があります。

永続的な権利は存在しない

独占販売契約もそうですが、OEMで「今」の市場シェアととれたとしても、永続的に継続できるわけではありません。ほんの少しの過信が命取りになる事もあります。盛者必衰の理がありますので、製品として、衰退期がある事を認識しておく必要があります。

日々進化する必要性がある

競合他社、製品寿命、消費者の需要の要素が複雑ですので、なにはともあれ、常に日々進化していく必要があります。製品も進化する必要がありますし、経営努力で原価を安くする必要もあります。停滞した時点で衰退の始まりです。正解は進み続けていますので。

まとめ

価格決定権がない製品ばかり取り扱っていると、本当に経営が安定しません。実際われわれのような小さな会社の場合は、一つの製品で良かったりします。たった一つのヒット商品があれば、それだけでやっていけるという事実があります。価格決定権を得られるような、強い商品やサービスを徹底的に、集中して売れるようになると強いです。

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