中国等の東南アジアを輸入元に輸入ビジネスする時は関税が安くなる「 特恵関税制度」を活用すると関税が安くなる

中国等の東南アジアを輸入元に輸入ビジネスする時は、関税が安くなる「 特恵関税制度」を活用すると関税が安くなる事があります。税率は、輸入する商品や、輸入元の国よって異なりますが、もしかしたら、現在輸入する時に、少し工夫するだけで関税が安くなるかもしれません。

特恵関税制度とな何か?

一般の関税率よりも低い税率を適用する制度

いわゆる後進国からの輸入の場合、関税を緩和する事で、後進国の経済を支援しようと言う目的で設定された制度です。関税というのが、そもそも自国の経済を守る為に設定されている法律ですので、先進国となった日本が、1971年から実施しているようです。私が生まれる10年以上前なので、ものすごい昔からある、当たり前の制度なんですね。まぁ知らなかったわけですが。

⇒ 特恵関税制度の概要を確認する

特恵関税制度が適応される国はどこ?

平成26年4月に適応される国々の表です。基本的には2国間協定で決められるそうなので、それぞれの国と、日本が協定を結んで関税率を決めているようです。国は更新されるようです。ビックリしたのは中国も入ってるんですよね。すでに後進国とは言えない気もするんですが。タイやインド、インドネシア等の国々も入っているようです。

番号 国名又は地域 番号 国名又は地域

1

アゼルバイジャン

2

アフガニスタン *

3

アルジェリア

4

アルゼンチン

5

アルバニア

6

アルメニア

7

アンゴラ *

8

アンティグア・バーブーダ

9

イエメン *

10

イラク

11

イラン

12

インド

13

インドネシア

14

ウガンダ *

15

ウクライナ

16

ウズベキスタン

17

ウルグアイ

18

エクアドル

19

エジプト

20

エチオピア *

21

エリトリア *

22

エルサルバドル

23

ガーナ

24

カーボヴェルデ

25

ガイアナ

26

カザフスタン

27

ガボン

28

カメルーン

29

ガンビア *

30

カンボジア *

31

ギニア *

32

ギニアビサウ *

33

キューバ

34

キリバス *

35

キルギス

36

グアテマラ

37

クック諸島地域

38

グルジア

39

グレナダ

40

ケニア

41

コートジボワール

42

コスタリカ

43

コソボ

44

コモロ *

45

コロンビア

46

コンゴ共和国

47

コンゴ民主共和国 *

48

サモア

49

サントメ・プリンシペ *

50

ザンビア *

51

シエラレオネ *

52

ジブチ *

53

ジャマイカ

54

シリア

55

ジンバブエ

56

スーダン *

57

スリナム

58

スリランカ

59

スワジランド

60

セーシェル

61

赤道ギニア *

62

セネガル *

63

セルビア

64

セントクリストファー・ネーヴィス

65

セントビンセント

66

セントヘレナ及びその附属諸島地域

67

セントルシア

68

ソマリア *

69

ソロモン *

70

タイ

71

タジキスタン

72

タンザニア *

73

チャド *

74

中央アフリカ *

75

中華人民共和国(香港地域及びマカオ地域を除く。)

76

チュニジア

77

チリ

78

ツバル *

79

トーゴ *

80

トケラウ諸島地域

81

ドミニカ

82

ドミニカ共和国

83

トルクメニスタン

84

トルコ

85

トンガ

86

ナイジェリア

87

ナミビア

88

ニウエ島地域

89

ニカラグア

90

ニジェール *

91

ネパール *

92

ハイチ *

93

パキスタン

94

パナマ

95

バヌアツ *

96

パプアニューギニア

97

パラオ

98

パラグアイ

99

バングラデシュ *

100

東ティモール *

101

フィジー

102

フィリピン

103

ブータン *

104

ブラジル

105

ブルキナファソ *

106

ブルンジ *

107

米領サモア地域

108

ベトナム

109

ベナン *

110

ベネズエラ

111

ベラルーシ

112

ベリーズ

113

ペルー

114

ボスニア・ヘルツェゴビナ

115

ボツワナ

116

ボリビア

117

ホンジュラス

118

マーシャル

119

マケドニア旧ユーゴスラビア共和国

120

マダガスカル *

121

マラウイ *

122

マリ *

123

マレーシア

124

ミクロネシア

125

南アフリカ共和国

126

ミャンマー *

127

メキシコ

128

モーリシャス

129

モーリタニア *

130

モザンビーク *

131

モルディブ

132

モルドバ

133

モロッコ

134

モンゴル

135

モンテネグロ

136

モントセラト地域

137

ヨルダン

138

ヨルダン川西岸及びガザ地域

139

ラオス *

140

リビア

141

リベリア *

142

ルワンダ *

143

レソト *

144

レバノン
特恵受益国及び地域 144(137か国、7地域)
注:*印があるのは、特別特恵受益国(LDC)47か国

特恵関税制度を利用する為の具体的な方法

輸入品目を調べて特恵関税制度が適応されるか事前に調べる

輸入する商品が、特恵関税を適応できるかは、輸入品目を調べないといけません。輸入した事が無い商品でしたら、事前に確認する方がいいかもしれませんね。すでに輸入した事がある商品であれば、輸入許可通知書という、関税がかかれた書類があるはずなので、それを確認すれば、「品目番号」という名目で記載されています。

特恵原産地証明書を輸入元に用意してもらう

原産地証明書というものがありまして、何も言わなくても発行してくれるような業者さんであれば、最初からフォーマットに沿った書式で発行してくれると思います。書式の名前は「一般特恵制度原産地証明書様式A」、略してGSP(Generalized System of Preferences):Form Aというそうで、まぁ昔からある制度なんで、老舗の輸出業者さんなら当たり前にやってくれると思います。やりたくないとか言われたら、ちょっとその業者さんヤバイかもしれません。

⇒ 特恵原産地証明書について確認する

輸入品目の調べ方

すでに輸入した事がある商品の場合は「輸入許可通知書」を確認してみる

輸入許可通知書があれば、話しが早いです。すでに輸入した事があるので、必ず輸入品目が記載されています。品目番号は9桁の番号で表示されています。WEBの記載と表記方法が違うのですが、読み方がわかればそんなに問題ないです。

統計番号

Statistical code

番号 H.S.code
0101.21 290
0101.21-290

例えば「0101.21」はH.S.codeで、輸入許可通知書には「税表番号」と記載されています。表記方法は同じです。H.S.codの後ろに3桁の数字があるのですが、輸入許可通知書の品目番号の欄には、両方がくっついて「0101.21-290」と表記されます。

ちなみに、これは「馬」の番号なんですが、馬って1頭400万かかるんだそうです。競走馬は無税。「その他」の馬ってなんだ?意味わからんです。

「輸入品目番号」を元に「輸入統計品目標(実行関税率表)」を確認する

H.S.codeの2桁は「分類」を示しています。「01」から始まるのであれば「第1類」という事になります。「92」から始まるのであれば楽器、「94」から始まるのであれば家具等、「93」であれば武器です。もちろん武器は禁制品です。

⇒ 輸入統計品目標(実行関税率表)を見る

まとめ

そもそも関税率が無税の輸入品目を輸入している場合は意味がありませんが、現在輸入している商品が、特恵関税制度を適応できるにもかかわらず、適応していない場合は、本当に損していると思います。産地国証明書は、普通の業者さんなら当たり前に出してくれるはずなんですが、それが出来ないような業者さんだって多いです。プロフェッショナルとして輸出してくれるパートナーさんを選ぶ事をおすすめします。

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